こんにちは。リノビーです。

「芸術の秋」強化月間、第4弾は長野県にやってまいりました。

手を振るリノビー

今回ご紹介するのは、長野県立美術館

国宝・善光寺に隣接する城山公園内にあって、そのロケーションを活かして計画された「ランドスケープ・ミュージアム」です。

信濃の景観と調和した建物は、展示室のほか、誰もが気軽に訪ねられる無料ゾーンも充実しています。

早速、建築ガイドしていきますね~。

長野県立美術館

2021年にリニューアルオープンした本館は、善光寺側を正面にした開放的なファザード。

噴水広場

公園とつながるデッキ広場は、エントランスへと続きます。

デッキ広場

エントランス上部のルーバーは、アルミと木のハイブリットで、デザインと機能性を両立しているんだって。

左側に見える連絡ブリッジは、本館北側に位置する「東山魁夷館」と接続しています。

ハイブリッドルーバー

エントランスホールの内階段と水辺テラスの外階段は、まるでひとつの大階段みたい。

内外がつながる大階段
(左)外階段 (右)内階段
水辺テラス
水辺テラス

外階段には、地熱を利用した融雪装置が埋設されています。

雪が多い長野ならではの工夫だね。

ふむふむリノビー

ちなみに、数々の見どころポイントは、あちこちにある案内板に詳しく解説されているよ。

勉強になるなぁ。

美術館建築ガイド

屋上は、敷地の高低差を利用することで、3階でありながら背面道路と地続きになっています。

こちら側のエントランスからも入れる屋上広場は、誰でも利用可能です。

東側エントランス

屋上広場、別名「風テラス」は、この美術館の一番の見どころポイント!

広い!佐久桧の大庇の奥に、善光寺が見えるー!

風テラス

広場の外周は、草屋根のような植え込みになっていて、景色との境界を感じさせません。

善光寺

この日も多くの人が風景画をスケッチしていました。

地域の人に愛されている美術館。

リノビーも大好きになっちゃったな。

ではまたね。

花まるリノビー