ただいまー!日帰り出張に行ってきました、リノビーです。

東京本社から福島県までは、車で片道3時間の道のり。
明け方に起床して10時に現場入りし、大規模修繕工事完了後1年目のアフター点検をさせていただきました。ふぅ~。

車リノビー


この日は気温30℃。帰りの長い道中、涼を求めて立ち寄ったのは、栃木県宇都宮市にある大谷資料館です。
大谷石の採掘場跡が資料館として公開されていて、巨大な地下空間を見学できるようになっています。

岩壁リノビー

周囲は大谷石むき出しの切り立った岩壁が大迫力!

入口に近づくにつれ、ひんやりとした空気を感じます。
それもそのはず、坑内の気温はなんと11℃。半袖だと肌寒~い!
年間の平均気温は8℃前後だそうで、巨大な冷蔵庫の扉が開いているようです。

地下に続く階段を下りていくと・・・

地下への階段

壮大で神秘的な空間が目の前に広がります。

坑内1

その広さは約2万㎡、深さは平均30mで、最も深い所は60mにも及びます。野球場がすっぽり入ってしまう大きさなんだとか。

坑内2

まるで地下ダンジョン!勇者リノビーの冒険が始まる!

冒険者リノビー

赤いライトアップは、なんだか妖しい雰囲気。

赤いライトアップ

その幻想的な空間はロケ地としても人気で、数々の映画やドラマ、ミュージックビデオの撮影で使われているそうですよ。

映画ポスター

岩肌に刻まれた掘り跡が描きだす美しい模様は、手掘りから機械掘りへと続く採掘の歴史を物語っています。

手掘り機械掘り
手掘り←  →機械掘り

切り出された大谷石は軽くてやわらかいため加工がしやすく、さらに耐火性に優れていることから、古くから建材として利用されてきました。


大谷石を使った代表的な建築物の中でも、最も有名なのはフランク・ロイド・ライト設計の旧帝国ホテルです。こちらはその紹介コーナー。

旧帝国ホテル写真

しっかりとお勉強したところで地上に出ると、残暑厳しい昼下がりだったことを思い出します。


ふと横を見れば、日光天然かき氷の看板を発見!
この誘惑には勝てないですよね~。

非日常的な空間と美味しいかき氷を堪能して、リフレッシュできたリノビーなのでした♪ ではまたね。