9月某日。定期的に開催しております社内勉強会も、今年4回目の開催となりました。
社内勉強会では、講師から教わる研修会とは異なり、社員自身がその日の学習テーマについて持ち回りで発表し、皆で議論を交わします。
今回のテーマは「建物調査診断について」。
発表者は、入社1~2年目になる大阪本社の若手社員です。
コロナ禍ですっかりおなじみとなったZoomを利用して、東京本社、横浜事務所、名古屋事務所からもリモート参加し、総勢21名が出席しました。
資料は約10ページにわたる力作です。
調査診断業務について、事前準備の重要性や現地調査で注意すべき点、報告書作成のポイントなどが具体的にまとめられています。
日常的な業務内容ではありますが、あらためて皆で確認することで気づくこともあります。
途中、参加者からの質問を受けたり、先輩方から注意点を補足していただく場面もありました。
開催時間90分では足りないくらいで、あっという間に終了。
今回の発表者から感想をいただいたので、一部抜粋してご紹介しますね。
建築技術部 Kさん
これまで教わって行ってきた調査の業務内容を文字として起こすことで、調査の流れ全体像を再確認し整理することができました。
プレゼンに関しましては私自身人前で話すことが得意ではないので、私たちよりも調査のベテランの方々にプレゼンを行うという緊張感のある場を設けていただき、よい経験になったなと感じております。
建築技術部 Mさん
今回の勉強会で 普段自分自身が抱いている疑問以外にも多くの疑問を先輩方にぶつけることができ、想像以上に得るものが大きかったと思います。今回調査について学んだことを実際の調査やその先を見据えて設計の段階で一つずつ活かしていきたいです。
営業部 N.Sさん
司会進行を通して、他事務所とディスカッションする場面が少ないように感じました。今回は大阪事務所の若手より質問を集めましたが、他事務所の若手からも同様に質問を集めてもよかったと思いました。
営業部 N.Yさん
今回主催者側として勉強会を開催していただけたことで発表本番までの準備、そして本番の流れをリアルに感じとれましたので、また次の機会や組合様との打ち合わせに今回の経験を生かしてより良いものにしたいと考えております。
営業部 Kさん
専門的な事など、技術的な会話の中から学ぶことが多く、自分の目で見ながら経験することがまだまだ必要であると感じたので、調査に参加させていただきその都度様々なことを吸収できれば、と思っております。
社内勉強会は技術基準の統一化を図るだけでなく、社員の連携を強化するという重要な側面もあります。
また全員で顔を合わせて集まることができるよう、一日も早いコロナ終息を願う日々です。
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