お待たせしました~。リノビーの夏休み後編です。
今回は「奈良市写真美術館」からご紹介します。
奈良大和路の写真家・入江泰吉氏が、全作品を奈良市に寄贈したのを機に設立された写真専門の美術館です。
設計は黒川紀章氏。
一見すると瓦葺き屋根の平屋建てのようですが、実は展示室など大部分が地下に設けられています。
新薬師寺の隣という周辺環境に配慮した和の佇まいになっているんですねぇ。
ここポイントですよー。
内部は一転して近代的な空間。
照明デザインが特徴的な天井には、庭の池に反射した光が届きます。
展示室へ降りてゆく階段正面の壁に飾られているのは、入江氏と親交のあった画家・杉本健吉氏が制作した常滑焼の作品だそうです。
不思議なウェーブ状の手摺りにも黒川建築のこだわりを感じるなぁ。(でもちょっと使いにくいかも?)
そしてそして、奈良といえば東大寺の大仏様ですよね!
東大寺大仏殿は、平安時代と戦国時代の戦火によって2度消失し、現在の大仏殿は江戸時代(1709年、宝永6年)に再建された3代目。
世界最大級の木造建築物で、国宝に指定されています。
奈良の大仏として知られるご本尊の正式名称は「盧舎那仏」。
左手で宇宙の智慧を、右手に慈悲をあらわしながら、人々が思いやりの心でつながり、絆を深めることを願っておられる、ありがたーい釈迦如来様です。
現在は、毎日お昼12時から大仏殿壇上で、新型コロナウイルスの早期終息と罹患された方々の早期快復、感染により亡くなられた方々の追福菩提を祈る勤行が行われているそうですよ。
リノビーも真剣にお祈り(-人-)
最後はゆるキャラ界のレジェンド、せんとくん先輩にさようならのご挨拶! (知名度抜群!うらやましい!)
何度訪れても魅力がつきない奈良巡りなのでした。
それではまたね~。
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