2020年8月に発刊された『100年マンションへの道すじ』(発行:消費者経済研究所)で、弊社がコンサルタントを担当した管理組合様の取組みが掲載されました。

100年マンションへの道すじ

本書は、京都市でマンション維持管理の問題に先駆的に取り組んでこられた管理組合の役員、学識経験者、不動産流通業者、建築士、マンション管理士、弁護士等、専門家11名による共著です。

100年マンションへの道すじを多角的に示す本書の中で、管理組合主体の運営体制を確立した成功事例として、「ローレルコート室町」の田原陽子氏が具体的な取組み内容を寄稿されています。

コンサルタント・施工分離発注方式を採用するまでの検討過程や、リノシスコーポレーションを選定いただいたポイントについても詳細に解説いただいておりますので、是非ご参考になさってください。

眼鏡リノビー

以下、目次です。

序章 めざす100年マンション(谷口浩司)

第1部 築50年を迎えるマンションの概要
 第1章 京都市内の高経年マンションの現状(松本健・天野博)
 第2章 マンションはいつまで住めるか(松本健)

第2部 事例から学ぶ管理組合運営の手法
 第1章 住み繋がれるマンションを目指して(佐藤芳雄)
 第2章 衣笠グリーンハイツの沿革 (沼田弘子)
 第3章 第1回大規模修繕工事への取組み―管理会社との付き合い方(田原陽子)

第3部 管理組合自立のための専門性、継続性を支える仕組み
 第1章 「ひとまかせ」構造からの離脱はできるか(天野博)
 第2章 マンションの委託管理は究極のサービス業(湯川浩)
 第3章 管理組合法人の外部理事(副理事長)導入の試み(多田繁)
 
第4部 100年マンションを支える社会的条件
 第1章 管理が良いマンションと火災保険(稲垣清哉)
 第2章 管理評価と流通市場の整備(大島祥子)
 第3章 歩き続けて道はできる、100年マンションへ(谷口浩司・天野博)

終章 それでも100年マンションは生き続ける(折田泰宏)

付録 「管理にかかる重要事項調査報告書」の見方、読み方(天野博)
編集後記 (天野博)