こんにちは~。リノビーです。
今回は大阪・関西万博の第二弾として、パビリオン編をお届けします!

まずは東ゲートから入場して、日本館に向かったよ。
日本館(Japan Pavilion)
設計:日建設計
展示テーマ:いのちをつむぐ
日本館はCLT(直交集成板)パネルが放射状に並んでいます。
釘や接着剤を使わずに組み立てることで、解体後も再利用が可能なんだって。


内部は「いのちをつむぐ」という展示テーマから、「循環」に関連したものが展示されています。


木の香りを楽しみながら流れるように館内を巡って、サステナブルの最先端を学んだよ。

続いて、すぐそばにある電力館へ。
電力館「可能性のタマゴたち」
設計:電通グループ、日建設計、大和ハウス工業
展示テーマ:未来のエネルギーの可能性
エネルギーをテーマにした、体験型のパビリオンです。
自分だけのタマゴを選んで、各々タマゴにエネルギーを集めていくよ。

建物の中では、首にかけたタマゴが光ったり振動したりして、展示と連動します。

最後には参加者全員で集めたエネルギーが美しい光に変わる、幻想的なイマーシブショーを見ることができました。

建築とテクノロジーが融合した、未来の可能性を発見することのできるパビリオンだったよ。

次はフランス館へ!
フランス館
設計:Coldefy+Carlo Ratti Associati
展示テーマ:愛の賛歌
フランスを代表するLVMHがメインパートナーを務めていて、有名ラグジュアリーブランドの展示が見所です。
ルイ・ヴィトンと建築家・重松象平さんのコラボレーション展示は圧巻!


Diorからは純白の空間に約400点の白いトワルが並ぶインスタレーション。


フランスならではの、美しさへのこだわりと丁寧なクラフトマンシップが伝わる展示でした。
誰かを思って何かをつくることは、とっても深い”愛”なんだな~!

続いて、シグネチャーパビリオンに行ったよ。
Better‑Co‑Being
プロデュース:宮田裕章
設計:SANAA
テーマ:いのちを響き合わせる
目を引くのが、グリッド構造のキャノピー。
高さは約11m、ステンレスの細いフレームで構成されていて宙に浮いている雲のように見えます。

完全に屋外で、屋根も壁もないパビリオンなんだ。
自然の変化がそのまま空間に反映されて、”共鳴”を表現してるみたい!
人、建築、自然のつながりが感じられる素敵な空間でした。
最後は素敵なパビリオンをざざっとご紹介!

鋼管のユニットと風にたなびく膜が魅力的。
一つ一つのユニットはしずくの形をしています。

膜状の屋根には水が流れていて、
水の落ち方まで美しく見えるよう工夫がされているそうです。

黄金の屋根は「太陽の塔」を連想させるデザイン。
夜はプロジェクションマッピングが楽しめます。

どのパビリオンも建物や空間が展示のテーマとしっかり結びついていて、
構造や素材の細部に至るまでこだわりが感じられました。
やっぱり、考え抜かれた建築は面白いな~!
万博マニアになりつつあるリノビーなのでした。

では、またね。
(名古屋支店 担当K)
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