リノシスコーポレーションでは、「技術研修会」を定期開催しています。

先日は床材や壁紙などを取り扱っているメーカーのサンゲツ様にご協力を賜り、商品情報について詳しく解説いただきました。
■日 時
3月11日(火)15:00~17:00
■場 所
株式会社サンゲツ品川ショールーム
■参加者
建築技術部11名・営業部4名
まずは1時間、セミナー室でマンションのリニューアル工事向けの商品紹介を受けました。
共用廊下やバルコニーの床材として防滑性ビニル床シート、屋内廊下やラウンジなどの床材としてタイルカーペットなど、デザインのラインナップやトレンドについてレクチャーしていただきました。

タイルカーペットには一般的に後染めナイロンと原着ナイロンの2種類の製品がありますが、その耐候性・耐久性・耐薬品性の違いについて、試験サンプルを見ながら学びました。

原着ナイロンのタイルカーペットは、織り込む糸が糸になる前の溶液段階で色を練り込むため、洗浄用の薬品に対する耐性があり、色落ちしにくく直射日光による色あせが少ない素材なんですね。

また、脱炭素・循環型社会のためのタイルカーペットの取り組みとして、漁網やカーペット廃材などをリサイクルした100%リサイクル糸「エコニール」を採用している商品もあるそうです。
こういった取り組みを広めて行きたいですね。
続いてショールームに移動し、実際に商品に触れながら見学させていただきます。
タイルカーペットのサンプルが引き出しにズラリ。

タイルカーペットの汚れの落としやすさを体験したり

さまざまな床材のクッション性の違いを体験しました。

以前ブログでご紹介したエントランス改修で使用した大判セラミックタイル「GARZAS」も展示されています。

見上げるぐらい大きな一枚物のタイルです。

じっくり1時間かけて見学させていただきました。
実際に目で見て触れることで、お客様への提案の幅を広げる手がかりとなりました。
お世話になりましたサンゲツ様には、心より御礼申し上げます。
このたびは誠にありがとうございました。

今後も建築技術部、営業部ともに連携して、より良いサービスをご提供できるよう、日々研鑽を続けてまいります!
(東京本社 担当者K)
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