こんにちはー。リノビーだよ。
2024年5月、東京では初となる大規模な建築公開イベント「東京建築祭」が開催されました。
「建築から、ひとを感じる、まちを知る」というコンセプトで、日本橋、丸の内、銀座エリアを中心に、普段は立ち入りできない場所を特別公開。
リノビーは、築地本願寺と、丸石ビルディング、三井本館に行ってきたよ。
築地本願寺
設計は、建築家・伊東忠太氏。
古代インドの仏教寺院のようでありながら、西洋、イスラム、日本など、各国の建築要素が融合した独創的な建築です。
鉄筋コンクリート造で、本堂・講堂・貴賓室といった様々な用途を1棟に統合した合理的な設計になっているのも、革新的なポイント。
世界の建築の良いところを巧みに取り入れていて、日本で最初の建築史家でもあった伊東忠太氏の造詣の深さを随所に感じる、興味深い建築でした。
丸石ビルディング
日本では珍しいロマネスク様式のビル。
外壁1階部分は黄龍石、2階以上はスクラッチタイル貼りになっています。
外周に連なるアーチは細やかなレリーフで縁取られ、華やかな外観です。
こちらは現役のオフィスビルなので、エントランスホールのみ公開。
天井のレリーフも素敵だったけど、内部は撮影NGでした。
三井本館
現存する最古のアメリカンタイプのオフィスビル。
壮麗なコリント式オーダー列柱が印象的です。
こちらもエントランス(合名玄関)のみ公開でした。
大理石の床は、黒と白のおしゃれなデザイン。
創建時から現在まで稼働しているエレベーターは、歴史を感じる重厚感があったよ。
事前申込のガイドツアーでは、地下にあるモスラー社製の大金庫なども公開されていました。
リノビーは抽選ハズレちゃったんだー。ちぇ。
魅力的な建築を再発見できる「東京建築祭」。
見慣れた街の景色も違って見えてくる、とっても楽しいイベントでした!
まだまだ見たいところが沢山あったので、ぜひ恒例になってほしいな。
ではまたね。
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