リノシスコーポレーションでは技術継承の一環として、若手社員のための現場見学会を開催しています。
2月某日は、大規模修繕工事中のタワーマンションを見学しました。
設計監理担当者の指導のもと、まずは屋上防水仕様の確認から。

タワーマンションに設置されている常設ゴンドラには、レール式とタイヤ式があります。こちらはタイヤ式。

そのため今回の大規模修繕では、ゴンドラの台車が走行する部分を駐車場での使用にも耐えられる高強度の仕様に変更しています。

(中央部)通気緩衝工法
次はガイドレール式ゴンドラ(工事中レンタル)でバルコニー内部へ。

塗装ムラのない美しい仕上がり状況を確認しました。


続いてはサブエントランスへ移動。
こちらでは、大規模修繕とあわせてデザイン改修工事を実施中です。
改修設計担当者に説明を交代し、チェックポイントを確認していきます。

管理組合様からのご要望を受け、目指したのは重厚かつ高級感のある空間。

壁面は、大理石の風合いを再現しつつ強度を考慮して、セラミックパネルを採用。
あえて巾木を設けず、目地を目立たせないようにして、圧倒的な存在感を実現しています。

建具枠も同じ素材感で統一。案内標示もシンプルに。

天井のエアコンカバーは、ベージュから黒へ塗装。

照明は、明るさを確保しつつ落ち着いた雰囲気を演出するため、間接照明とダウンライトを組み合わせています。

各所において細部までこだわった仕上げには、入念な調査と綿密な打合せが欠かせません。
技術力はもちろん、お客様に喜んでいただけるよう地道な努力を続ける姿勢を、次世代にもしっかりと伝えてまいりました。

約15年周期のマンション大規模修繕。
次回も安心してリノシスコーポレーションにお任せいただけるよう、今後も継続的にこうした機会を設けていきたいと思います。
(おまけ)
見学会の後は、参加した女性技術者8名でうな重を食べに行きました♪
ごちそうさまでした!

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